新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 楡原

2020/05/01(Fri)

さて富山周辺の駅ノートですが、続いては高山本線楡原駅にやって
来ましたクラ駅長です。

高山本線ってと、どうしても岐阜美濃太田から飛騨高山辺りまでの
イメージが強いワケですが、実際は飛騨古川を経て日本海側富山
まで通じてますよね。

…そして高山ってと岐阜より富山からの方が近いと言うのも、今回の旅
再発見してしまったような次第です。

同線県境に近い猪谷管轄会社変わります。ココはJR西日本
エリアなのですが、ココと猪谷…そしてJR東海に入った杉原の3駅に、
連続
して駅ノートの存在が確認されてるのですよ。

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降ったり止んだりのお天気になってきましたが、比較的新しい
(センスとして1980年代後半ファンシーさを感じる)駅舎の背後に
築堤が見えます。ホームはココにあるのでしょう。

駅舎そのもの後で詳しく見るとして、真ん中の通路を抜けてみると、
ホームへ通じる階段
があって、その右に防空壕みたいな謎の施設
ありました。…コレは何なんでしょうね?

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そんな感じでホームに上がってみます。形で言うと那岐柱野に近い
感じの駅ですね。田舎の無人駅なので、階段以外にエレベーターなど
の設備はありません

階段を覆う屋根の側壁の端っこが微妙に鋭角です。何となくロッジ
とか山小屋とか、ああ言う建物をイメージしてあるのかなと推測。

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現在は1面1線棒線駅ですが、どうやら対向式の2番線があった
らしく、線路撤去されていますがホームの跡が残っています。

階段の下にあった謎の防空壕もどきは、2番線ホームへ通じる地下道
だったようでして、ソレの廃止とともに実際に築堤の下を通ってる部分
塞いでしまった物だと判明しました。

残ったホームの上にも待合室があり、豪雪地帯にありがちな手押し式
の除雪機が置いてありました。

禁煙を呼び掛けるポップには「地球が火傷するにゃ~」と言うセリフと
共に猫の写真が使われてますが、署名が「北陸広域鉄道部」広範囲
そうなので、ココに特定の猫が常駐してるワケではなさそうです。

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では下の新しい駅舎に戻りましょう。正面から見て左側待合室右側
トイレ倉庫などがあり、駅ノート待合室内に置かれていました。

こちらも設置されたのが最近の事のようですが、幾つかの書き込み
見られます。…絵師さんではナイようですが「愛する猫ちゃん命日
来た」と言う方のが最初に目に付きました。

カナリ険しい顔猫ちゃんだったのですね。と、左下のポケモン
こんなやつ居なかった?

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やはり情報と行動の早い絵師さんと、ゆっくまーシール勢の方も来駅
されてるようで、クリアケースじょにーさん寄贈した物のようです。
…その上はカナダ人の方のようですが、こんな田舎何の用事で?

さて私は、やはり先程の地下道気になるワケですよ。

要らないから塞いでしまうと言うのは分からんでもナイ倉庫として
使えるにしても駅舎にある分事足りるのか)ですが、通路だった部分
全部にコンクリートが詰まってるとは考えにくいでしょ?

私もてんのように実際に壁を叩いてみたのですが、ソレなりの厚さ
あるのか実際の所は分かりませんでしたが。

…だったら掘ってみたくなるのが人(猫)情でしょう。のろ削岩機
調達してきました。ぱの反対しつつもヘルメット反射ベストを着用
して「手伝う気」なのがミソですが。

当初の予定では東岩瀬ココ1日目を終える筈でしたが、東岩瀬
空振りだったので時間余ってます。…前倒しで先に進んでもイイ
ですが、もぅ1件気になってた駅があるので、そちらを追加しましょう。

→次回に続く



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No.397 駅ノートの記録