新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 笠師保②

2020/06/15(Mon)

そんな感じで2巡目となるのと鉄道駅ノートですが、まずは笠師保駅
から始める事にしましたクラ駅長です。

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国鉄時代から残ってると思われる木造駅舎の駅です。交換設備
ありません。年代物の琺瑯製の駅名票がありますね。

同社国鉄から一旦はJR西日本を経て第三セクターに移管された
ものの、JRの期間短かったので国鉄時代駅名票が多くの駅で
残ってるイメージです。

そして現在各駅愛称的な副駅名が着いており、同駅「恋火駅」
と言います。ご当地の「塩津かがり火恋祭り」が由来だそうです。
…まぁ「恋」と付けとけば何かとウケが良かったりするのでしょう。

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駅舎入口付近に、家具の欄間のような細工が施してあるのは、
コレも御当地の特作品をあしらった物だと思われます。

駅前広場を挟んだ向かい側に、浜焼きが頂ける食堂があります。
昼間だと営業してるのか否か分かりにくい所だし、私は酒が入ると
絵の手元も狂うのでヤメておきましょう。

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駅ノート前回に来た時より1冊増えており、ペンなどの筆記用具
充実しておりました。端っこが切れてしまいましたが、ノートを収めた
ケース「西岸駅」と書かれた物を書き直して流用してあります。

ペン立て代わりのマグカップ陶器製なので、恐くて触れません

絵師さんの作品3点ほど増えており、ゆっくまーシール1点確認。
そして一般的な感想として目立つのが「浜焼きが美味かった」系の物。
恐らくは駅前にあるお店の事だろうと思われるんですが…

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ノートを置いてある元の出札カウンターから駅務室内が見えるので
さっきから気になってたんですが、いつの間にか駅務室部分食堂と
化してしまったようです。

窓口の引き戸施錠されてなかったので開けてよく見たら、普通の
食堂と言うよりバーベキュー的な料理を主とした構造のようです。
立地からみて、畜肉ではなく牡蠣を始めとした海産物を焼くのでしょう。

…だとすれば、駅ノートにある「浜焼きが美味かった」ココの事かも
知れません。

しかし今日は営業してナイのかな?…貼り紙の類が見当たらないので、
単に定休日なのか、理由があって長期間の自粛中なのかは不明です
(調べても駅前のお店の方しか出てこない)。

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駅舎の裏に回ったら、無人駅には不相応巨大なLPガスのボンベ
設置されてました。…浜焼き屋をやってる事は間違い無さそうなので、
コレに関しては後日調べて、分かれば報告します

この店舗の存在が先に分かってれば、ソレに関するネタでも描けた
所ですが、元々「特に何もナイ駅」のイメージで来たので、今回は
「ゼロの焦点ごっこ」と言う事にしておきます。

言わずと知れた松本清張氏名作推理小説ですが、最初に映画化
された時、ラストシーンヤセの断崖が出来ます。

後に2時時間ドラマなどで「最後崖の上真実が明かされる」と言う
シーンが定番化されますが、その最初この作品だったワケですよ。

しかしのろが言うようにココとは反対側の海岸なので、微妙に遠いのが
難点。…まぁ広い意味で「能登地方」なのでソノ辺は適当なのですが。

午後一杯で描いて夕方になりましたので、今日はココまでにして七尾
まで戻って一泊続きは翌日になります。

→次回に続く



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No.442 駅ノートの記録