新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

わんぱーくこうち の保存車 ②

2020/07/10(Fri)

…さてわんぱーくこうち保存車両ですが、続いては小さな遊園地
なってる部分に移動してきましたクラ駅長です。

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アトラクション遊具に囲まれて、明らかに50系客車と分かる車両が
ありました。…ちなみに当日暑いぐらいの晴天でしたが、月曜日
の早朝なので入園客殆ど見かけない状況です。

よく見える位置に銘板がありますので、昭和53年製の車両である事が
分かります。外板の状況を見るに、何度か同じ色塗り直されてる感じ
でしょう。…遊園地だからって変な色しなかった所がイイですね。

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こちらには詳しい説明書きが添えてありますね。…同系列の客車
造られたのが昭和50年代の事なので、私も辛うじて知ってます

てか50系と入り代わりに手動ドアの旧型客車淘汰されていった
ワケだから、国鉄&JRローカル客車列車って大抵はコレでした。
オハだから車掌室(とトイレ)ないタイプで、実は少数派です。

保存車両ですが園内の休憩施設として使われてるようで、車内に
入れます。…オリジナルも車端部ロングシートでしたが、前後に
1.5区画ずつ広げてありますね。末期改造されたのでしょう。

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外側側面車番表記塗り潰されていますが、車内プレート
残ってました。…新潟鐵工は現在の新潟トランシス前身に当たる
メーカーであり、古くから国鉄の客車多く手掛けてる会社です。

そして座席モケットではなくビニールレザー張り替えてあります。
…こっちの方が劣化にしくく掃除も簡単だからでしょう。
実際に掃除隅々まで行き届いており、古さ全く感じませんわ。

いいアイディアだと思うし、国鉄車両座席としての微妙な角度
上手く再現されてますが、を言えばもぅ少し濃い物にして、
現役時代の青モケットに近付けて欲しかった所です。

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ロングシートの区画増えた事で、床のリノリウムに変な継ぎ目
生じてるんですが、コレは初めて見たかな。てかクロスシート好き
私としては、クロス区画は出来るだけ減らさないで欲しいのですが。

そんな感じで車内を見終えて反対側から外に出たら、いきなりお馬
等身大フィギュアが居ました。…ハルウララ?何かで聞いた事あるな。

2000年前後に「あまりに弱すぎる競走馬」として有名になった子だわ。
高知が本拠地だったようです。…ソレはいいとしてどぅなった?

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猫そのもの居ませんでしたが、併設されてる動物園ライオン
が居ました。コレとてでっかい猫みたいなもんですが、流石にちょっと
ヨシヨシ難しいかな?

しかし柵に添えられてる注意書き笑えます百獣の王たる者が、
なんちゅう地味な技を使うのか?…恐らく自然界では不要な事なの
かも知れませんが。牝のライオンドン引きしてる絵がイイわ。

と言う事で、最後は何だかワケが分からない展開になりましたが、
2泊3日四国の旅の報告はココまでです。…駅ノートに関しては、
四国島内で現在確認されてる10箇所制覇出来ました。

…続いてはまた回数稼ぎ廃線跡です。コレも昭和50年代頃まで
大阪市内に存在した、南海平野線跡地を探しに行ってみましょう。




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No.467 鉄道保存施設を探る