新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで鎧駅の駅ノートを描き、山陰本線を１駅戻って香住駅で
下車しましたクラ駅長です。…今日はココで一泊なのですよ。

…付近で使えそうな宿泊施設を考えた場合、豊岡駅付近まで戻れば
一般的なビジネスホテルがあります。しかし鉄道でも道路でも約30km
は離れるので、翌日が餘部駅だとなれば些か効率が悪いでしょ。

私が旅に出る際、宿を選ぶ条件としてるのが最低で３つありまして…

①　パソコンが使える環境である（Wi-Fiか有線LANの挿口がある）。
②　ネットで予約が出来る（電話で名前の漢字を説明するのが面倒）。
③　料金は高くとも平日で7,500円程度まで。



調べると香美町（香住駅付近）に合致する旅館がありました。
元はよくある地方の民宿の感じですが、カネ掛けて改装したであろう
雰囲気の所です。部屋はまだ新しい感じで快適でしたよ。

夕食も予約すれば出るようですが、ソレほど高級な料理は要らない
ので朝食のみにして、コンビニ弁当などを持ち込んでます。

どうなるか分かりませんが、一応「Go to キャンペーン」用に領収証と
宿泊証明書を貰っておきます。ご主人が「出すのは初めてだ」と言う
事で何度か書き損じて、最終的に自分で書きましたが。



そして翌朝。再び香住駅から鳥取方面行きの列車で、今日は餘部駅
に向かいます。前回に来た時は駅前ロータリーの改装工事をやって
ましたが、ソレが完成して歩道を覆う広めの屋根が出来てました。

…結果「香住駅」の看板が見えにくくなり、地元の風景や特産品の
写真を添えた新しい物が建てられてます。

ココには確か、地元の観光協会が管理する「AIR」と言うアニメ作品
（元は18禁ゲームらしい）の聖地巡礼ノートがあった筈ですね。



駅舎と同じ建物の端っこに入居していた観光協会は、新しい建物に
移転すると言う事で、当時の事務所は閉鎖されてました。
駅と同じ並びに、新しい観光協会の建物が建設されつつあります。

…現在は駅の向かい側に仮設の事務所があると言う事ですが？



ココですね。幸いにも業務時間中だったので、中に入ってノートに
関して訊ねてみたら、アッサリ「ありますよ」との事でした。

しかも「石臼の中」などと言う変な所じゃなく、普通に壁に吊ってあり
ました。私が描いた以降に訪れた絵師さんも何人か居るようですね。

しかしコレ、駅の建屋から離れてしまうと「駅ノートであるか否か」は
カナリ微妙な話になりますね。…アニメの聖地巡礼ノートは、元から
純粋な駅ノートとは違うから、曖昧な位置にあると思ったんですが。

人によって解釈は分かれるだろうし、描きたい人は駅ノートとして
描くのもアリだとは思います。…でも私の見解としては「駅ノートでは
なくなった」と言う事で、今後は対象外としましょう。

…特異な例ですがアニメは苦手でネタも浮かばんし、丁度イイかな。



では鳥取行きの快速列車（コレが鎧を通過する）が来ましたので、
２駅先になる餘部へ向かいます。

…切符の類は奈良を出る時に全部「みどりの券売機」で買って来よう
と思ったんですが、幾つかあるコマンドをどぅ操作してもこんな短距離
の切符は発券出来ないらしく、現地調達です。

特急停車駅だから、元は寝台特急「出雲」も停まったのでしょう。
矢鱈と長いホームとキハ47が無駄に国鉄な雰囲気だったので、画質
を落とした写真にしてみました。

…実際にはイイお天気です。今日も暑くなりそうな気がしますね。

※→次回に続く

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