新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 美作千代

2019/06/02(Sun)

…そんな感じで、今回の駅ノート姫新線美作千代駅から始めます
クラ駅長です。「みまさかせんだい」と読むんですね。

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姫新線ってから姫路新見を結んでるワケで、中国地方の内陸部
縫うように走るローカル線なワケですが、現在は上月だの津山だのと
運転系統分断されており、のような直通列車ナイでしょ。

大正時代開業当時の駅舎を適度にリフォームした建物でした。

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現在は無人駅ですが、出札窓口駅務室などが残る、ローカル線
典型的な木造駅舎です。「国鉄乗車券発売所」とか、ワザと残してる
としか思えない看板が出ておりますな。

…私も子供の頃に少しだけ経験がありますが、「みどりの窓口」
ナイ駅でも、電話予約とかすれば指定券を売ってくれたもんです。

恐らくは近隣の統括駅に連絡して指定席を押さえ、ソレに従って切符
を発行するシステムだったんでしょう。補充券みたいな書式のやつに
ゴム印ボールペン手書きで書き込んだ切符が割とありました

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駅ノートを描くのに最低でも2時間ぐらいは滞在するので、どんな
ローカル線でも1本は列車が来ます。…日曜だったので駅メインの
乗り鉄さんみたいな人も何人か見かけました。

津山へ遊びに出ようとしたと思しき若い女の子が、定期券を忘れた
らしく列車に乗らず、恐らく母親に「持ってきてよ」とか電話してました。

2時間待ちになるんだから、現金で乗っちゃえば?

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ホーム駅舎側の1本だけですが、元は交換設備のあった駅である
事が容易に分かる線形です。…反対側のホームになってますが、
土地は誰の所有なんでしょう?

駅ノートにはお馴染みの絵師さんの作品が何点かあります。
…やはり都市部では見られない木造駅舎を描いたモノが多いですね。
さて私は何を描きましょう?

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駅に隣接するトイレに、久米仙人の昔話が記されていました。

…詳しくは看板に書いてある通りなのですが、神通力空を飛んでた
久米仙人という人が、川で洗濯をしていた若い女性のナマ足を見て
集中力を欠き、墜落してしまうんですよ。

この付近が久米町という地名なので、ソレに因んだキャラクターも考案
されたという事ですが、そもそもコレは奈良県橿原市のお話だった気が
するんですがね。…現に久米寺橿原市にあります。まぁイイや。

ほぼ何も考えずに来たので、コレを題材にしてしまいましょう。
元から全裸でウロウロしてるに、ナマ足を見て興奮するという観念
はナイかも知れませんが。

絵に場違いガンダムは、来る途中の道の駅にありました。…アレは
一体何だったのか?描いたからには帰りに調べる必要がありますな。

→次回に続く



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No.63 駅ノートの記録