新・駅長日誌Ⅱ

…そんな感じで因美線の駅ノートは、鳥取県の那岐駅から始める事に
なりましたクラ駅長です。



こちらも駅舎は田舎によくあるタイプの木造の建物に見えます。

現在では無人駅になってるようで、空いたスペースの有効利用と地域
の活性化のためなんでしょう。期日限定ではありますが内科の診療所
が開かれてるようですね。

恐らくは近くの別の病院からお医者さんが出張してくると思われます。
…しかし田舎の年寄りってのは病院を社交の場と勘違いしてるフシが
あり、もっと頻繁に来ると思うんですが、普段はどぅしてるんでしょう？



待合室には割と大きな本棚が造り付けられており、フリーの図書館
みたいな使われ方をしてるのかも知れません。そして後で分かるん
ですが、駅務室部分は公民館のような畳敷きの部屋になってました。

そしてココの名物と言うか、他の駅にない特徴がこの階段でしょう。

築堤の上に線路とホームがあって、駅舎とは土地の高低差があり
ますので、このように作るしか方法が無かったと言う事なんでしょう。



山の斜面に建ってる寺院の回廊にも、時々こんな感じの建築物が
ありますが、この御時世にエレベーターやエスカレーターなどバリア
フリーの設備はありません。

…外から見ても見事に平行四辺形の建物で、ケーブルカーの車体の
ようにも見えますね。



ホームには国鉄タイプの古い駅名票が残っていました。…全てを
ＪＲの新しいやつに統一せず、残しておく心意気ってイイですよね。

交換設備のある２面２線の線形で、向こうに見える智頭方面行き
のホームとは少し位置がズレた、半千鳥式？の配置になってます。


駅ノートは全部で４冊ですが、複数
が出してあると時系列が混じって
しまうようで、飛び飛びになってる
モノもありました。

お馴染みの絵師さんの作品もカナリ
の数があるので、お１人につき１点の
感じで撮ってきましたが、見落としが
あったらごめんなさい。

…やはり名物の階段やホームとの高低差を描かれた方が多いです。
アングラーさんのキャラがナース服なのは、診療所だからですね。

折角だから私も階段で何か描く事に
して、最初はジャンケンで勝ったら
段を上る遊び（…正式名称不明、私
らは「グリコ」と言ってた）を考えた
のですが、何故か「猫は液体」になり
ました。

…こんな感じで無気力に軟体化して
階段を転がってくる猫の動画を
ドコかで見た事があったんですよ。

ぱのが呆れてるのは「お腹が汚れるじゃん」と言うお母さん目線も少し
入ってます。動画で見た猫もお家の中の階段でやってたし。

最初はいつもの調子でノンビリ描いてたのですが、ある事情があって
途中から地元の人たちが多く集まってきました。

…考えたら今日は日曜日なので、これからイベントが行われるらしい
のです。折角だから見て行く事にして、次回へ続きます。

※→次回に続く

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