新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで養老鉄道の駅ノートの３巡目は、先程の池野駅の北隣
にある北池野駅にやって来ましたクラ駅長です。



…こちらは純然たる無人駅ですね。勿論近鉄時代には余程の僻地
でない限りは駅員さんが居たものですが。

小規模な駅務室の跡が残ってますが、ＪＲのソレと同じように板で
塞がれており、自動券売機が設置されています。

駅前には小さなロータリーがありますが、ココにはコミュニティバスが
入る事があるので、長時間の駐車は避けた方がイイでしょう。代わり
に踏切を渡った向かい側にパーク＆ライド用の駐車場があります。



同駅の駅ノートは遅れて設置が確認されたので私も対応が後手に
回ったんですが、間隔を詰めて７カ月振りぐらいの再訪です。

初代のノートを設置したのはりんぞー＆家康トマトの無責任コンビ
ですが、コレが一杯になったらしく他の誰かが２冊目を寄贈したよう
です。…そしてサイズがＡ４判になりました。

駅ノートで最も多いのがＢ５判ですが、Ａ４判だと大きくて逆に扱い
にくい面もあったりします。…サイズを考えて描かないとスキャナで
読みきれなかったりするし。

…鉛筆が１本ありますが、貧乏削りって久し振りに見たな。
前回以後の絵師さんの作品としては、ひさの先生の水彩画が１点
ありました。絵も然る事ながら、いつも添えられてる詩が素敵です。



ココでも寄付代わりの乗車券は隣の池野までと言う体で初乗り運賃
の切符を買いました。…ちなみに同社の券売機と言うのは高額な
ボタンから順に並んでいます。普通と逆じゃね？

ホームは交換設備のナイ棒線構造で、駅名票は近鉄時代のままの
物が使われています。あと２駅で終点の揖斐か…子供の頃は「近鉄
ってこんな所まで走ってるのか。」と感心したもんですが。



運転系統が大垣で分割されるのは昔のままであり、当日は近鉄車と
東急車が交互に走ってる感じでした。…この顔つきでVVVF制御と
一本足パンタグラフと言うのが不思議な感じですね。

こちらも３巡目となるので、駅そのものより周辺の何かでネタに
出来る物はナイかと探した結果、近くの商店街で見慣れない名前
の餅を売ってる和菓子屋さんを発見しました。

…肉桂餅？何て読むんでしょう。動物性の肉が和菓子に入ってる
とは思えないのでお店の人に聞いてみたら「ニッキ」だそうです。
のど飴とかによくあるアレですね。

てか店頭に置いてある看板で、今その場にある商品が分かるように
なってるんですが、何となく鉄道のサボみたいだなと。



ニッキは洋名ではシナモンとも言います。シナモンを使った和菓子
なら京都の生八つ橋の表面に振ってあるから、和菓子に使っても
合いそうな物である事は理解出来ますよ。

…贈答用の箱入りは売り切れたけどバラ売りの分なら残ってると
言う事で、３個ほど頂きました。確かにシナモンだわ。と言う事で
絵の方は店構えをそのまま描いてみました。

池野駅の昼休みで無駄に時間を食ったんですが、夕方までに２駅
描いて当日は日帰りしました。

続いてまた別の日になりますが、近場の複数回目として回った駅を
幾つか報告する事にしましょう。

※→次回に続く

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