新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 倶利伽羅③

2021/12/13(Mon)

と言う事で早朝七尾を出発。能越道を走り、富山県高岡を経由
して、IRいしかわ鉄道倶利伽羅駅に到着しましたクラ駅長です。

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新幹線平行する在来線第三セクター化された場合、単純に
県境に最も近い駅別会社との境界駅になる場合が多いんですが、
全てが主要駅とも限らず中途半端な例も多く見られます。

同駅ソノ1つでしょう。山が県境になってたら集落少ない
「何でこんな所で?」となってしまいます。実際にココでは運転系統
分断されず2社の列車は直通して運転されています。

…まぁ現状でIRいしかわ鉄道短か過ぎるからかもしれません。
ICカードのリーダーがあり、金沢富山の双方向へ利用可能です。

詳しくは前回以前の記事を参照して頂ければイイのですが、ココは
源平合戦古戦場に近く、源氏軍木曽義仲が用いた「火牛の計」
と言う戦法に因んで、松明を背負った牛の人形があります。

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元から複線区間で、島式ホームが1本保線用と思われる引込線
が何本かある線形です。…駅名票JR西日本の物に似てます
色違いで、Rいしかわ鉄道のデザインで表示れてますな。

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そして駅舎内には記念スタンプも設置されてるんですが、取っ手
の部分が外れてるし状況はソレほど良くありません

同じ場所に「源平合戦おりがみ/火牛ノ計」と題したタイトル書きと
ソレを飾ってたような樹脂製の台座らしき物があるんですが、現物
見当たりません

反対側の壁にも牛の顔らしき折り紙があるけど、コレ?台座に
立てるぐらいだからもぅ少し立体的なのを想像してたんですが。

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駅ノート2冊の番号が振ってありますがバックナンバー
はドコにあるのか不明です。「スタンプは捺すな」と書いてあるのに
無駄捺しだらけになるのは避けられない宿なんでしょう。

前回以降の絵師さんの作品3枚意外と少ない感じがしました。

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「倶利伽羅」と言う不思議な響きの地名は、古戦場の近くにある
倶利伽羅不動寺と言うお寺に因んだ物で、インドのサンスクリット語
「黒い龍」と言う意味だと説明されていました。

自動券売機があるのでココから金沢までの切符を寄付代わり
買っておきましょう。

今回の絵は単純に「ボケ倒し」です。倶利伽羅からくりプリクラ
早目に済ませて早く帰りたいと言うか、たまにはイイでしょ。

ゆっくまーのみ前回「火牛の計もどき」続きになりました。
ロウソクが燃え尽きて頭部の毛皮引火したようです。

北陸地域も段々と予定数に近付いてきましたが、後発存在が確認
された駅が幾つかあるので、その調整が面倒ですね。…取り敢えず
そろそろ雪が深くなりそうなので、続きは来春以降かなと。




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No.988 駅ノートの記録