新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

時代の夜明けのものがたり ⑥

2022/01/14(Fri)

さて観光列車「時代の夜明け」ですが、いよいよ最終区間です。

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…今回もトンネル内を通過中の車内風景を載せておきましょう。
同列車も現状では夜間運転の設定ない筈ですので、気付かない
と記憶に残らない風景だと思います。

殊に2号車の「ソラフネ」内装が白いのと天井に星空をイメージ
した絵がありますので、無駄にお洒落な雰囲気になってしまいました。

…そんな感じで終点の窪川に到着です。

高知~窪川一般的な特急列車約1時間普通列車の最も早い物
(途中駅で無駄に長く停まらない)で約2時間の所を「時代の夜明け」
では2時間30分以上掛かって走りました。

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往路便では何故か、停まってドアが開くのは全て進行方向の右側
だったので、ココで初めて左側を見る事が出来ました。

連結部分のデザインが右側と違っています龍馬像の写真も正面
向きだし、地球に対して矢鱈と大きい印象的ですね。

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ホームに置かれた飲み物の自動販売機列車と同じデザインです。
「四国まんなか」の運転区間ではソレのデザインの自販機があるし
「伊予灘」の区間はゴミ箱まで列車デザインなのが四国の特徴です。

反対側のホームからは予土線が発着するワケですが、初めて見る
ラッピングの車両が入ってます。コレは何なんでしょう?

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…同線でお馴染みの「海洋堂ホビートレイン」新しく増えたようで
海洋堂の四万十館で開催されている「ウルトラマンフィギュア展」
に合わせたラッピング車両のようです。

発車まで時間があるらしく車両のドアが閉まってましたが、どうも
コレに関しては車体のラッピングだけで、車内の展示などはない
ようです。それでも充分なインパクトですな。

歴代のウルトラ兄弟と言われても、平成以後のはよく知りません
逆に最近の子供たち古いのはピンと来ないかも知れませんね。

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「時代の夜明け」約30分後「開花の抄」として折り返します。
平日の復路便なら空いてるだろうと思ったんですが、ドコから湧いて
出たのか見る限り結構な乗車率でした。

…やはり地元の皆さんが旗を振ったりしてお見送りしてますな。
コレで帰っても良かったんですが、何せ脚の遅い観光列車ですから、
切符代より時間の方が勿体無くて後発の特急に乗ります。

窪川駅では約1時間10分待ち時間がありますね。取り敢えずは
改札を出ないといけません。

→次回に続く



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No.1020 乗り鉄日誌>JR四国

時代の夜明けのものがたり ⑤

2022/01/13(Thu)

さて観光列車「時代の夜明け」ですが、須崎を出て暫く走るとようやく
太平洋が見えます。…土讃線高知以西と言うのは、もっと海に近い
所を走るイメージがあったんですが、意外と短かいんですね。

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それでも海が間近に迫る区間では徐行運転がありますので、余裕
を持って車窓風景を撮る事が出来ましたクラ駅長です。

そして安和と言う小さな駅に停車しました。…交換設備のない棒線
ホームの駅だから、ダイヤに余裕がナイと出来ない事でしょう。

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…ココにはJR四国名物「らぶらぶベンチ」がありました。
私はてっきり下灘大歩危坪尻江川崎4駅限定だと思ってたん
ですが、ココを含めた5箇所が正解だったようです。

下灘ほどの知名度はありませんがが目前に見渡せる絶景スポット
の駅なので、設置されれても不自然じゃない条件です。

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ココで9分停車の間に、地元の方地場の産物を売る屋台を出して
ました。その場で頂けそうな物が無かったので遠慮しておきましたが、
再び発車した車内デザートになりそうな小さなケーキを買います。

JR四国グッズなども売られてており、今年(令和4年)木村
カレンダー期待出来そうにナイから同社のカレンダーでも買おう
かと思ったんですが、タイミングを逃して買えませんでした。

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その代わり、まだ少し時間があるので、ビールを追加して乗車前から
気になってた軽食を注文します。

固めのバケット豚肉デミソース柔らかく煮込んだ物が挟まった
「グリルサンド」だそうで、公式サイトにも「取り置き可能な軽食」として
紹介されてました。

それだけ人気があって売り切れやすい商品なのでしょうが、当日は
あっさり買えてしまいましたビールに合いますね。

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次の土佐久礼途中駅では唯一、乗り降り可能な駅です。

ココで降りて町を見学し、約2時間後に通る復路便で帰る需要もある
と言う事か?同駅の到着を目途に食後のコーヒーが出る感じでした。
…事前に買っておいたケーキをソレに合わせます

終点の窪川まであと少しですね。今回はお天気でに恵まれた旅でした。

→次回に続く



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No.1019 乗り鉄日誌>JR四国

時代の夜明けのものがたり ④

2022/01/12(Wed)

さて観光列車「時代の夜明け」の旅ですが、車内ネタがもぅ1つ残って
おりました。…興味がナイので忘れがちな記念スタンプですよ。

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元からココなのか一時的な事なのかは不明ですが、2号車の海側
の1席に記念スタンプのコーナーが設けられております。

売れば乗車券別片道2,500円になる話だから、わざわざ1席潰す
必要はナイと思うんですが、何故なんでしょう?ともあれ今回は公式
ロゴマークがデザインされたスタンプを捺してきました。

右上は乗車時に配布された沿線案内の冊子です。公式の時刻表
載らない停車時刻も書き込んであるので重宝しましたクラ駅長です。

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列車は仁淀川を渡り、日下と言う駅に停まります。
観光列車なので要所要所で徐行してくれるのが有り難いですね。

観光列車を名乗っていながら徐行ナシぶっ飛ばすのが近鉄
「青の交響曲」ですよ。しかも通勤型車両だから激揺れで困ります。

アテンダントさんの解説によると仁淀川名前の由来平安時代
にココを訪れた皇子が「関西の淀川に似てるから」と名付けたそう
です。…かなり乱暴な話ですね。

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…扉が開かない運転停車ですが、向かいのホームでオムライス
の着ぐるみを来た人が踊ってましたトマトが名物だそうな。

車外スピーカーがあって停車中は同列車のテーマ音楽が流れてる
ので、ソレに合わせて踊ってるようです。…平日にすいません

直接何かが売れるワケでもナイのに数分間踊りっ放しの状況に
頭が下がります。しかもケチャップさんクリスマスツリーさん
しっかりシンクロしてるから、ソレなりに練習されたのでしょう。

発車後の踏切でも「道の駅」の方がお見送りです。

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続いて西佐川でも地元の方お出迎え。…このお揃いの法被って
市販されてナイのでしょうか?まぁ木村鉄道解散した現在では
買っても着る機会はありませんが。

地元名産のワインの着ぐるみの方も居ました。…「四国まんなか」
でも妖怪タヌキ被り物の方が大勢居ましたから、四国の皆さん
は総じて「被り物が好き」と言う認識でイイのかしらね?

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須崎の町に入る直前、山手の方向巨大な工場施設が見えます。
白石工業と言う会社で、山で採れる石灰石から炭酸カルシウム
製造してるんだそうです。

…こう言うのも定期列車に乗ってるだけでは知り得ない知識ですよ。
最近はコノ手の工場施設の夜景鑑賞する趣味の人も居るらしく、
須崎版「ハウルの動く城」と呼ばれてるそうな。

そんな感じで須崎に到着。沿線ではソコソコの主要駅だと思うん
ですが、ココも運転停車です。

終点の窪川まであと少しですが、まだまだ見所はあるようです。
…はい、がまだ見えてませんね。

→次回に続く



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No.1018 乗り鉄日誌>JR四国