新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 平福③

2022/03/08(Tue)

そんな感じで智頭急行3巡目ですが、宮本武蔵から約10km
駅にして2つ戻った平福にやって来ましたクラ駅長です。

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鳥取自動車道最寄りのインターは佐用平福と言う所なんですが、
コレは鳥取方向向いてのみ出入りが可能な「ランプ」に相当する
物ですね。ココを出て暫く行くと道の駅「ひらふく」があります。

平福は古くからの宿場町であり、今でも旧道に沿って細長い町並み
が残っている所です。平福駅幹線道路からソノ街並みを越えた所
にあり、立派な和風建築の駅舎を備えた駅なのです。

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駅舎にはトイレ待合室、そして公民館的な用途だと思われる部屋
あるんですが、コレは開いてるの見た事ナイですね。…この看板
だけでも天然木だとすれば何十万円もする物なのかも知れません。

…どぅもカネの掛け方間違ってる気がするんですが、田舎ほど
公共工事利権が絡むので、材木屋さんは儲かった事でしょう。

その割に駅舎から外れた所にあるホーム最低限の設備です。
交換可能な駅なので普通列車はココで特急待ちのために比較的
長く停まる事が多いようでした。

「スーパーはくと」謎のウイルスの影響で間引き短編成化
になってる物が多いようです。

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今回初めて気が付いたんですが、駅前にある解説看板によると付近
一帯は「平福御殿屋敷」と言う平福藩の本拠地と思われる施設
があったようで、長い土塀基礎になる石垣が残ってるそうな。

…現在は田んぼになってるので駅前からでも簡単に見つける事が
出来ました。恐らくは明治の廃藩置県壊されたんでしょうね。
土地町役場にでも変えて残しておけば良かったのに。

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駅ノート2冊、最初の無責任コンビ滅多に見に来ないので
別の誰か2冊目を寄贈してる…この地域にありがちな状況です。

前回以降の絵師さんの作品は右の感じでした。
関西勢は一部を除いて完全に息切れしてるイメージですね。

私が言う事ではありませんが文化継承のためには新規の絵師さん
の参入が望まれる所です。

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3巡目なので駅から離れて付近の景色として有名な川端に並ぶ
街並みの風景を描いておきましょう。

…家並みの裏手が佐用川になっており、建物の裏口川岸船で
荷物を運んでた頃の名残りだと思われる構造になってました。

この並びに風情のありそうな蕎麦屋さんがあり、駅前などにも看板
が多く出てるんですが、行ったら感染症対策臨時休業でした。
観光シーズンなら無理にでも開けてたかも知れません。

当日は智頭急行2駅で日帰りでした。続いて日を改め、同じ兵庫
県内の数合わせをもぅ1つ行っておきましょう。

→次回に続く



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No.1073 駅ノートの記録