新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノートの記録 備中川面②

2021/01/30(Sat)

さて2020年最後駅ノート旅です。
3日目は宿泊地の倉敷から伯備線南部2駅を回る事にして、まずは
近い方備中川面駅へやってきましたクラ駅長です。

倉敷から普通列車50分程度でしょうか?切符の扱いとしては、倉敷
途中下車してる間にココだけ個別に買った感じになります。
2駅回っても青春18きっぷ1日分より安いので普通乗車券ですが。

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冬場ドコへ行っても寒いのは当たり前です。伯備線新見以北
山間部へ入ると場合によっては凍死の危険性がありますが、この辺
なら比較的マシかな?と思って来たんですが…

やはり朝の7時半と言うのは体感的に矢鱈と寒いです。奥手の山
が出てるので分かる通り、冬場にありがちな放射冷却現象と言う
やつでしょう。晴れてるのに気温だけが下がるアレですよ。

しかも駅ノートが置かれている同駅の駅舎は、扉が閉め切れる構造
にはなってません建物だけで前後とも開けっ放し!

よほど反対ホームにある待合室へ持って行こうかと思ったんですが、
当日は日曜日なので他の訪問者が来るかも知れず、我慢してココで
描く事にしました。

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詳細は後述しますが同駅昭和2年に開業した、歴史のある駅です。
周辺には同年代に建てられた木造駅舎の残る駅が多くありますが、
何故かココはコンクリート製新しい駅舎に変わっています。

ホームによくある縦型の駅名票見当たらないので、駅舎の正面
証拠写真の自撮りをしておきましょう。

…しかし最近、シワが増えたり目の下が弛んだり、つくづく老人の顔
に近くなった事を実感しますよね。

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前回駅ノートの記述内容に見たんですが、付近のカーブ撮り鉄
スポットになっており「やくもを撮りに来た」と言う物が目立ちますね。
この駅カーブの途中にあるので、駅撮りでもいい構図で撮れます。

同区間単線なので、本来は通過する特急上下交換運転停車
する事が多く、右は「やくも1号」「やくも4号」の交換の様子です。

…この「国鉄特急顔」は全国的に見ても、もぅ「やくも」の381系しか
残ってないんでしたっけ?その割になかなか引退しませんが。

超多客期には6両の基本編成にクハ+1ユニットの3両を増結する
場合があるフレキシブルな運用だと言う事ですが、当日(12月27日)
がソレに当たってるととは意外です。…自粛はどうした?

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駅ノート前回から代替わりしたようで、去年の元日の日付の新しい
A4サイズの物に変わってました。バックナンバーありません

設置者らしき人の署名は「名誉駅長」となっていました。待合室内の
掲示板などから推測するに、付近のJR(又は国鉄)の退職者で組織
されたOB会のような物が存在するようですな。

高齢元鉄道員の方に、萌え絵理解して貰えるかどうかはです。

新規絵師さんの作品2点。そう言えばWEST EXPRESS 銀河
出雲市行きココを通る事になるのか。しかしアレは夜行なので、
私は乗るなら下関行き昼行便を選びたい所ですね。

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さて私は…その掲示板同駅簡単な歴史が紹介されており、中に
開業当時の駅舎(と記念イベントか何か)の写真がありましたので、
コレをネタにしてみました。

やはり当時標準的な造り木造駅舎が写ってます。何でココだけ
早々に建て替えられたのかは不明ですが。

…そして昭和2年だから当然に白黒写真です。適当に想像する
しかナイですよね。左右の大きな柱の冒頭の「祝」赤い文字かも
知れず、後からソレを発想したので微妙なデザインになりましたが。

色々と含めて3時間以内に出来ましたので、予定通りの下り列車
1つ先方谷駅へ向かいます。…ココは付近に開いてる商店皆無
であり、まだ食料何も買えてないままなのですが。

→次回に続く



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No.671 駅ノートの記録