新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

片上鉄道の廃線跡を探る ⑤

2019/06/24(Mon)

そんな感じで片上鉄道廃線跡です。些か雨がキツくなっておりますが、
始めてしまったからには続行して参りますクラ駅長です。

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トンネルを抜けて和気町に入り、少し平坦な区間になってきました。
廃線跡田んぼの中一直線に進む感じで、少し単調ですけどね。

程なくして中山という駅跡地に差し掛かりました。
片上鉄道廃線跡ほぼ全線サイクリングロードとして整備
されてるワケですが、駅の残り方には結構な差があります。

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吉ヶ原としても、駅ノートのある天瀬苦木など、駅舎がそのまま
残ってる駅もあれば、先程の清水みたいにホームだけの所もあります。
…ココなんかは「ほぼ何もナイ」状況ですね。

辛うじてレプリカの駅名票と、例の案内看板が設置されてるだけでした。

実は今回、大海駅長からの依頼で「他にも駅ノートのある駅跡はナイ
か、調べてきて欲しい」という目的もあるのですが、理想を言えば駅舎
最低限でもホーム「雨を防ぐ何か」が必要でしょうね。

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そして再三ほぼ全線が」と書いてるように、時々廃線跡途切れる
区間もありました。恐らくは道路の拡張土地の切り売り無くなって
しまった部分なのでしょう。

サイクリングロードとしての案内標は、そんな所も親切にフォローして
あるので、迷わず走る事が出来ますよ。

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…と言う事で廃線跡は、そろそろ吉ヶ原方面へ向かう国道374号線
近いルートを走る感じになります。

山陽自動車道和気インターが出てきましたね。ココ、前回に吉ヶ原
を再訪した時
高速道路から降りた所だから覚えてますわ。

しかし高速出口から国道に合流する丁字の交差点には、名所案内
看板飲食店らしき建物があるので、ソノ背後にある廃線跡には全く
気が付きません
でした。

…こう言う発見楽しいですね。半分見覚えがあるワケですし。

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更に行くとイキナリ通行止めのバリケードが出てきました。
…この先に鉄道時代ガーター鉄橋再利用した橋があるらしいの
ですが、「崩落の恐れあり」と言う事で改修工事の途中らしいのです。

仕方がナイので国道へ迂回します。そのお蔭と言うか、ガーター橋
横から見る事が出来ました。…ホントに鉄道そのままですな。

は少し小降りになったものの、本格的に天候が回復するワケでも
ありません。まぁ何とかなるでしょう。…そろそろ和気駅の筈ですね。

→次回に続く



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No.85 鉄道廃線跡を探る