新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

鎧④ おまけネタ

2023/08/11(Fri)

そんな感じで1泊2日で回っておりました山陰本線兵庫県内
ノート設置駅ですが、最後4巡目「おまけネタ」で一応
区切りと致しますクラ駅長です。

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同駅も駅前にバス停がありました。田舎の場合最近は、一般的な
バス会社の路線バスより自治体が運行するコミュニティーバス
方が多い印象なのですが、ココは同地域で広範囲に営業している
全但バスの標識が立っています。

…しかしよく見たら香美町同駅がある自治体)の町民バスとなって
おり、しかも完全予約制のようですね。基本的にはコノ辺りも車社会
だと思われ、毎日定期的に走らせるだけの客数もナイんでしょう。

先述のように棒線構造の駅ですが、2番線ホームとソコへ至る
地下道残されています。今回も歩いてみました

…当日はカナリ蒸し暑い日でしたが、地下道の中は涼しいですね。
ココで絵が描ければいいのに。

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眼下が見えるホーム上に、「天然記念物/釣鐘洞門」と言う
石碑が建ってました。

近いんだったらコレもネタになるかと思ったんですが、地図で確認
するに餘部駅より更に西にあって、角度的にもココからは見えない
物だと判明。…直線距離でも約4km離れてます。香住港などから
遊覧船で見に行けるそうな。

…コレは恐らく、餘部カナリ後(昭和34年)になって出来た駅だと
言う事が関係してるんでしょう。この石碑がソレより古ければ、当時
釣鐘洞門最寄り駅がココだった事になりますから。

無かった頃の余部「陸の孤島」で、地域の人たち列車
通らない時間帯に、例の鉄橋トンネル歩いて列車を乗り
降りしてたそうな。…だったら考えられない話です。

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同じ形式ばかりなので段々と撮り鉄にも飽きてきましたが、特急
キハ189系「はまかぜ」と、普通列車キハ40系です。

…私は鉄道模型のコンセプトとして、概ね紀伊半島内奈良三重
和歌山)で見られる車両に限定して集めてるんですが、もし別の
地域に手を広げるとしたら、北近畿~山陰地方かなと思うんですよ。

殆ど被ってますキハ189系必要でしょう。…ポポンデッタから
しか発売されておらず、レアな事もあって高いんですが。

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そんな事を考えつつ絵を描いてると、急に強めの夕立が来ました。
寒冷前線の通過による、強いけど範囲の狭い雨でしょう。

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…たまたま通りかかった普通列車で、雨のシーンを撮ってみます。
車両の屋根を叩く雨が、芸術的にすら見えました。

もう少しキツく、長時間に渡る降り方だと一時的に運転見合わせ
なってたかも知れません。すぐに止んだので無事に帰れましたが。

土日ネタを挟んだら、続いてはコレまた久し振りになる片上鉄道
廃線跡設置駅を回る事にしましょう。

→次回に続く



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No.1594 駅長が見た風景

餘部④ おまけネタ

2023/08/09(Wed)

では続けて山陰本線餘部駅ノート餘部橋梁周辺に関する
「おまけネタ」をお送り致しますクラ駅長です。

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…例によって絵を描きつつ合間撮り鉄もやってるんですが、今回
は折角なので駅ホーム反対側にある、有名な撮り鉄スポット
行ってみましょう。歩いて5分程度かな?

昔(現在の駅になった当初)は構内踏切があったらしいんですが、
今は駅を出て高架下細い山道でくぐる必要があります。

古い鉄橋側のトンネルを出て一直線に伸びてたと思われますが、
架け替えの際に車線変更の微妙なカーブが生じました。

古い煉瓦積みのトンネルポータルとの違和感がスゴいですね。

新しい橋梁橋脚間の部分微妙にズレた角度を付けて先に造り
全体をヒネって従来の線路に繋げる工法を取ったそうな。

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些かお天気が悪いですが、浜坂方面行きの普通列車が撮れました。

古い鉄橋も世代的には知ってますが、ココまで登って撮ろう
思った事は無く、実は今の風景しか撮った事がナイのです。

この普通列車13分後特急「はまかぜ1号」が通るので、もう少し
待っても良かったんですが、私は撮り鉄より駅ノートがメインなので
戻って続きを描き通過時だけ待合室から出ました。

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そんな感じで駅ノート描き終え、下に降りて「道の駅あまるべ」
食事休憩とします。

ココにもいつの間にやら、無駄に凝った顔出し看板が増えましたね。
…そもそも私は看板から胴体がハミ出る物邪道だと思うんです。
造形に凝る必要はナイから、背景を付けて大きく作れよと。

そして最近は老人向けバスツアーの経由地になってるらしく、平日
なのに結構な数の観光バスが入ってきます。

殊にエレベーターが出来て以降、日によっては老人観光客
矢鱈と混むようになりました。…階段の山道だけなら面倒くさがって
登って来ないから、空いてて快適だったんですけどね。

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前回は「海カレー」なるエビフライが入ったカレーを頂いたんですが、
今回見たら辛口と中辛に細分化されてました。

…しかし「中辛=エビフライ」「辛口=アジフライ」決まってるよう
です。なので「前回がエビフライだったから今回はアジフライ」と
思ったら、強制的に辛口になると言う事か。

私は別にイイですが「中辛のエビフライは出来んのか?」と言う客
も居ると思われます。変な所にこだわる従業員が面倒でしょう。

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ソレとは別に「香住ガニバーガー」と言うのが気になったので買って
みました。カニクリームコロッケが挟まってるようです。

…確かに一般的なソレより蟹肉の量が多いようで、豪華で美味い
ですが、この商品に限らずハンバーガーに繊切りキャベツと言う
のは、散らかるから苦手です。

と言う事で午後は隣の鎧(よろい)駅ノートを描きに行きます。
ダイエットどうなった?

→次回に続く



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No.1592 駅長が見た風景

山陰海岸への旅2023 ②

2023/08/07(Mon)

さて山陰本線駅ノート4巡目ですが、西(鳥取方向)から回って
1泊2日初日居組と諸寄を描き浜坂温泉に1泊、2日目の朝
迎えておりますクラ駅長です。

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漁港に近い所だったので、窓からの景色のような感じです。
当日の天気予報なんですが、それなりに晴れてますね。

夕食は近くで探して地場資本のスーパーマーケットで調達しましたが、
折角の温泉旅館なので朝食つきのプランで申し込みました。

品数は多いんですが、全体量はあまり多くありません健康診断
を前にして軽くダイエット中なので別にイイや。

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そんな感じで2日目の午前中餘部からですね。浜坂温泉からは
約12km30分ぐらいで着く感じです。

周知の通りココは山に挟まれた狭い平地集落や漁港があり、それ
を挟む東西の高台鉄道を通すため、脚の長い鉄橋が作られた事
で有名ですよね。

…地名としては「余部」が正しく、名物の橋梁同じ漢字表記なの
ですが、駅名は「餘部」。コレは同じ兵庫県内にある姫新線余部
(よべ)区別するための措置だそうな。

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最初に造られたのは明治45年アメリカ製の鋼材を輸入して掛け
られた「鉄橋」です。それが約100年使われた後、平成22年現在
コンクリート製の橋梁に架け替えられました。

長い時代に渡って有名な風景撮り鉄スポットだった事もあり、
古い鉄橋解体後橋脚や橋桁の一部残され説明文とともに
展示されています。

…とは言え10年も経つと展示品の橋桁も段々と錆が目立つように
なってきました。塗り替えた値打ちは下がるのかしら?

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元は鉄橋以外は何もナイ普通の集落でしたが、新しい橋梁完成
古い鉄橋の一部を展望台にした「空の駅」や、地上の一角
「道の駅あまるべ」がオープンし、小規模な観光地と化しています。

道の駅には食堂や地場の産物を売る売店余部橋梁の歴史
紹介する展示コーナーがありますが、時間が早いので駅ノート
描き終えてから寄る事にしましょう。

「空の駅」には「そらちゃん」と言う駅長さんが居るようです。
ケヅメリクガメと言う種類ので今年で8歳。…人間の歳で何歳
なのか不明ですが、同亀の寿命30年~50年だそうな。

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…そのそらちゃんですが、道の駅に隣接する公園散歩中だった
ので写真を撮らせて頂きました。芝生の芝をバリバリ食ってます

元はペットとして飼われてただと言う事ですが、その辺の田んぼ
などに居る一般的な草ガメと比べるとカナリの大きさですね。

久し振りに来たので余部橋梁そのもの説明が長くなりましたが、
へ上がって駅ノートを描く事にしましょう。

→次回に続く



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No.1590 駅長が見た風景