新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 紀伊田原⑤

2023/08/28(Mon)

では紀勢本線和歌山県内ですが、紀伊田原に近い「あらふね
リゾート」1泊した翌朝、その紀伊田原5巡目を描いて帰る事に
しましたクラ駅長です。

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…地図で見ても分かるように、駅から数百mの距離です。
海水浴場以外に観光地何もナイような所ですが、よく潰れずに
存続してるもんですね。

最近は既存駅後発設置駅(概ね私が始めた頃準として)との
回数の差無くなりつつあり、巡回パターン固定されてきました
ので、今後はココを定宿にしてもイイかも知れません。

当日は早朝から結構な強さの雨が降り、一瞬だけ止んだタイミング
で駅に着きました。

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古い木造駅舎の残る駅で、入口の頭上には右書きの駅名看板
残っています。現在は無人化されていますが、元の窓口は完全に
板で塞ぐのではなくシャッターが付いてますな。

…もしかしたら、海水浴期の需要を考えて残してあるのかも知れ
ません。まぁ昨今は大抵が車で来ると思われますが。

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駅構造としては国鉄タイプ2面3線のスタイルです。単線区間
場合、上下交換と緩急接続同時に可能な線形ですね。

でホームに209㎞のキロポストが建ってました。…紀勢本線亀山
が起点だから、ココを基準にした距離でしょう。

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駅ノートバックナンバーを含めて3冊あります。…管理者不明
なので管轄駅(恐らく新宮)好意で続いてる「黙認ノート」ですね。

内容は前回の訪問以降、直近の那智を描きに来た時調べており、
それ以降の絵師さんの作品ゆっくまーシールありませんでした。

最新の№3残りページ少なかったんですが、№1の巻末カナリ
空いてたりするので、今回はそっちに描きました。

予備用なのか。何も書き込みのナイ新品のルーズリーフがあり
ました。…ルーズリーフ外して持ち去りやすい形状なので、どうも
躊躇してしまいますね。

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さて今回は、折角なので昨日泊まった「あらふねリゾート」を描いて
おきました。

駅にある観光案内にも「国民宿舎あらふね」として写真が載ってる
んですが、現在は当時の外観少し変わってる感じです。
本館が最初に出来て、後に建て増しが為されたと思われます。

今時の宿泊施設で「Wi-Fi1階ロビーのみ」と言うのは、些か
不親切ですね。滅多に使わない「スマートフォンでデザリング」
やる羽目になりました。

では今回も同駅関係「おまけネタ」に続けましょう。

→次回に続く



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No.1611 駅ノートの記録

駅ノート 見老津⑤

2023/08/24(Thu)

そんな感じで和歌山県内紀勢本線ですが、続いての駅ノート
すさみ町見老津にやって来ましたクラ駅長です。

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前後の区間が海岸線に沿って走る国道42号線並走してるので、
同駅の駅舎を出ると国道挟んですぐが海岸と言う立地の所です。

古い木造駅舎が残っており、入口に「すさみ町観光案内所」の看板
が付いてますが、コレは後述する駅カフェがソノ役割を兼ねてる
と思われます。

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現在は無人駅ですが、過去の有人駅時代に駅務室だったと思われる
スペースに、その駅カフェ「のんびり屋」が入居しています。

…が今回もお休みでした。今回で同駅駅ノート5巡目になり
ますが、開いてるのを見たのは1回だけかも知れません。

色々と事情があるのでしょうが、概ね閉まってる日の方が多い感じ
で、その名の通りのんびりした営業方針なのでしょう。

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待合室部分はソレほど広くなく、駅舎には扉の類ありません

…ベンチに置かれてる黒板は、「のんびり屋」営業してる日だと
特急「くろしお」の通過時刻が書かれてたりするんですが、今回は
何の記載もありませんでした。駅ノートもココに置かれてます。

駅舎を出てへ進み、スロープを上るとホームへ通じる構内踏切
に至ります。後述しますがココは駅舎から独立した島式ホーム
駅で、上下交換が可能な線形になっています。

すぐ右にある行き場のナイ階段は、過去に使われていた業務用
通路の跡だと思われます。昔の駅ではよく見かけた物ですよ。

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駅ノートは以前に「のんびり屋」で訊いた所、同店の管理ではなく
別の人物設置した物だそうで、一度盗まれたけど再設置された
経緯があるとの事でした。

前回の訪問以降の絵師さんの作品の通り。右下常連さん
ではありませんが、今年に入ってからの物なのに電車が105系
なので、ソレなりに過去の知識のある方が描いたのでしょう。

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さて今回は、駅から江住(新宮)方向へ少し行った所にある鉄橋
描いてみました。小さな川海へ注いでる地点で、谷間になった
所に見老津の集落があります。

ガーター鉄橋の高さは目測で20mぐらいでしょうか?余部ほど
迫力はありませんが、車窓からの見晴らしもイイ所でしょう。

上手い具合に上り「パンダくろしお」が通りました。…理想と
してはキハ58系の急行か、阪和色の113系がベストなんですが、
それはもぅ鉄道模型でしか再現出来ない世界です。

では今回も同駅周辺「おまけネタ」を拾ってから次の目的地
向かいますが、この時点で夕方の17時に近い感じです。今回は
1泊2日なので、宿泊地に向けての移動と言う事になりますね。

→次回に続く



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No.1607 駅ノートの記録

駅ノート 印南⑤

2023/08/21(Mon)

では新たな報告です。近畿圏内駅ノートも段々と5巡目が埋まり
つつある所ですが、今回は紀勢本線の続きとして、印南見老津
紀伊田原の3駅を1泊2日で回ってきましたクラ駅長です。

この中では印南見老津後発確認なのですが、例によって間隔
を詰めて回ったので、今回で全て5巡目として揃う事になります。

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今回は紀伊田原宿を取りましたので、西から順に行く事にして、
まずは印南からです。昭和初期開業時からの駅舎リフォーム
され、現在でも使われてる駅です。

そして印南と言う町は、全体で「カエル推し」と言うか町の随所に
カエルをモチーフにしたオブジェがあるんですが、その最大の物
駅から見える「かえる大橋」でしょう。

カエル好き嫌いが分かれる生き物だと思うんですが、コレって
税金で造ったんだよな?反対意見無かったのか気になります。

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そんな事情なので、駅の待合室内にもカエルの人形複数体棲息
しています。過去にはコレも絵のネタにして描きましたね。

…右は親子だと思われますが、カエルの子供ってオタマジャクシ
ではナイのか?同じ形態「子ガエル」って居るんでしょうか。

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2面3線の典型的な国鉄スタイル中間駅で、2番線通過列車
の待避用として双方向普通列車が使うようです。

複線区間にある2面3線の駅と言うのは、ダイヤが乱れた時でも
双方向に待避や折り返しが可能な、すごく便利な線形なのです。

久し振りに作業服じゃナイのは、玄関の塗装作業汚してしまい、
外出着として無理な状況になったからなのですよ。…そして曇り
がちなお天気ですが、何故か眩しくて変な顔になりました。

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同駅には最近流行り「駅ピアノ」が設置されており、駅ノート
厳密には駅ピアノ用のノートです。…また昨今、和歌山県全体
サイクリング旅行者の誘致キャンペーンがあるらしく、別物として
「サイクリングノート」なる物も設置されていました。

…そしてピアノ用のノート歌謡曲の歌詞が添えてありますね。
西田佐知子「女の意地」YouTubeで聴いてみた所、いわゆる
昭和のムード歌謡のようです。

悪い曲ではナイと思うんですが、駅ピアノで弾くには些か暗いかも
知れません。てか参考文献だったら楽譜も添えるべきでしょう。

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双方のノートとも、前回以降絵師さんの作品ゆっくまーシール
確認出来ませんでした。

…その代わり「みぃなちゃんパネル設置記念」と言う記述を発見
したので色々と調べると、印南町の萌えキャラとして「蛙田みぃな」
と言うキャラクターが登場したらしいと分かり、コレをネタにする
に決めました。てんコスプレに挑戦です。

半袖にミニスカートの衣装ではあるものの、町の特産物をイメージ
したと思われるアクセサリー大量に装着してるから、夏場はカナリ
暑くて重い事になるでしょう。

よく見れば、手に持ってる物もオリジナルとは違ってますね。

…所でその「みぃなちゃんパネル」実物ドコにあるのか?その
辺りは後の記事に続けましょう。

→次回に続く



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No.1604 駅ノートの記録